ジヌよさらば〜かむろば村へ〜

2015.02.20

ゆうばり国際ファンタスティック映画際 レポート

本作がゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオープニング作品に選出され、松田龍平さん&松尾スズキ監督は、19日から夕張へ。現地に到着し、最初にお目見えしたのは、ゆるキャラの「メロン熊」。木彫りの熊ならぬ、頭から鮭を丸呑みしているメロン熊のインパクトの強さに、監督は思わず写真をパチリ。

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テンションが上がった所で、会場へ向かうとハロウィン!?と突っ込みたくなる程の個性的な衣装で、夕張の皆さんが出迎えてくれ、その歓迎ぶりに松田さんも照れ笑い。

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また、大勢の観客に見守られながらの舞台挨拶では、松田さんが「北海道は撮影でよく来ていますが、夕張は初めて。アットホームだと聞いてましたが、まんまとやられました。『仲間に入ってもいいですか?』という感じ」と語り、会場が沸きました。

黄色いハンカチを手にした市民が「おかえり」と出迎えてくれる習慣については
松尾監督は夕張市民の歓迎に「旗振ってくれて…寒いのに」と感激を嘘泣きで表現し、
それに乗じて松田さんも「黄色いハンカチを振ってくれて…(バスに)誰が乗ってるか分かんないのに(笑)」と笑いをとる場面も。

そんな冗談を交えつつも、松田さんは
「夕張の人たちの愛情を感じましたね。みんなで夕張を盛り上げよう、という感じが。映画祭のいいムードを作っている。それは本当に大切なこと。どんなに来る人を歓迎していても、自分が楽しまないと楽しくない。(出迎えのおばちゃんが)仮装しているのも、自分から楽しんでいるのが伝わってくるからいいですよね。」と歓迎される喜びを語りました。

jinuyo_yubari  1424432520250舞舞台挨拶後には、夕張市の鈴木直道市長による鼎談を実施。

鈴木市長が、本映画際の成り立ちを振り返り「前の前の市長が映画が大好きで、財政が厳しいにもかかわらず『赤字も黒字もへったくれもない』ということで映画祭を始めました。財政が破綻したときも、故品田雄吉先生が『映画祭を絶やしてはいけない』とおっしゃってくださり。それでみんなで協力しながら今につながる。そうそうたる作品をゆうばりという街で上映してくれるのが有難い」と語ると、その切なる想いに一同の胸は熱くなりました。

本作をこの映画際のオープニングに選んでいただいた理由を尋ねると、
かむろば村の設定が高齢者が4割を占める という事から、夕張市に似ていると考え、
夕張の地で上映する事に意義を感じられたそう。

また、市長(33歳)と同年代の松田さん(31歳)は、「市長は、まぶしいですね。笑顔がまぶしいです。片や我々は…。東京(都職員)から単身、乗り込んできた鈴木市長はリアルな(主人公)タケという感じ。」と鈴木市長の芯のある生き様に、感化された様子でした。

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